📚中小企業診断士~2次口述試験の景色と問題~

🏴中小企業診断士(JF-CMC)

昨日、令和6年度の2次口述試験がありました。
どのような雰囲気だったのか、また、どのような質問が投げかけられたのか、忘れないうちに記事に残しておきたいと思います。

【口述試験の景色】

試験会場の大学構内への入り口付近には中小企業診断士試験に関する案内は無いようでした。
目についたものは、構内の試験会場建物付近の立て看板1つ。かなり質素な印象です。

建物の中には少し早く着いたのか、数名の受験者らしき人たち。
男性はスーツ姿、女性はオフィスカジュアルで、試験前の最終確認。

受け付けのある階に進むと受付テーブルがあり、受け付けの方が受験票を受け取り名簿の確認をしてくれます。
受験票の指示通り、試験時間の30分前までに受け付け完了

受験者は複数班にグループ分けがされ、自分の班に割り当てられた教室内の座席ブロックで待つよう指示が。
教室内では電子機器の使用は控えるよう指示があります。
iphoneで与件文の最終確認を、と考えていましたが、急遽持ち込んだ筆記試験の問題冊子とノートを開きました。

順番が近くなると、受験番号が呼ばれ、入り口付近の1ブロックに移動するよう案内があります。
各班からそれぞれ試験間近の1名が集められ、自分の番を待つ流れです。
教室内の係の方が受験者を回り、受験票を最終チェック。

試験では面接官2名と案内係の方1名が1組で対応してくれます。
集合場所兼待合室から試験場所までは案内係の方の付き添いで移動。
緊張をほぐすよう、やさしく声をかけてくれます。

試験場所の部屋の前には椅子があり、そこに一旦座るよう指示が。
案内係の方が面接官の準備状況を確認、ノックして面接室へ入るよう指示があります。
入り口付近には荷物を置くための机があり、教室中央には長机とイスが1つずつ。
面接室に入ると、荷物を置き、中央の椅子に座るよう案内されます。

椅子に座ると、名前と生年月日を和暦で答えるよう指示があります。
回答の持ち時間は質問含め2分です。

左側の面接官の方は、おそらく堅い印象役。もうお一人はやわらかい役。
司会進行は優しい方で、最初の質問は堅め役の方からでした。

早速事例Ⅱに関して2つの質問。それが終わると事例Ⅳに関して2つの質問。
事例Ⅳの2つ目の質問については(1)(2)と細かく2つの問いがあり、細かくカウントすると5つの問いに答えた形です。

すべての質問が終わると、今日の試験が終了であることを告げられ、退室するよう指示が。
部屋を出ると、案内係の方がエレベーター付近まで付き添い、集合場所には戻らずに、そのまま帰宅するよう案内がありました。

以上が、私の見た令和六年度の二次口述試験の景色です。

【試験問題】

厳密な言い回しは思い出せませんが、質問の意図としては以下のような内容です。

事例Ⅱ

第一問:B社は売上を拡大する為にどのような属性を主なターゲットとすればよいか?

第二問:インターネット経由では1回のみしか購入しない人がほとんど。リピーターになってもらうにはどのような対策を取ればよいか?

事例Ⅳ

第一問:D社は長期借入金が多いが、借入金が多いとどのようなことが問題になるか?

第二問(1):D社が取引先に値上げ交渉を試みる際、事前にどのように準備を進めればよいか?

第二問(2):自社内での事前準備をする場合、どの項目について特に努力をして臨むとよいか?

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