📈実績速報|HDV~iシェアーズ・コア高配当株ETF~ハイリターン&良配当‼(2024年/円建て)

- 分析・深掘

2024年も残すところあとわずか。
来年のスタートダッシュに向け、皆さん準備はいかがでしょうか?
一足先に今年の実績を振り返ります。

※この記事は、円建ての日次株価データを基にしています。ドル建ての実績はこちら

2024年の株価と配当|

株価|

出所)Investing.comのデータを基に著者作成。2024年1月2日から2024年12月26日の日次終値が対象

配当|

株価と配当の各種指標|

注)リターン(年換算)は対象期間の平均変化率から1年252営業日として年換算した値。

→ 他の銘柄と比較する

株価のモデル推計|株価変化率が正規分布に従うと仮定

推計|今後の株価

2024年のここまでの株価の日次変化率の実績を使い、今後の株価を推計します。

変化率が正規分布に従うと仮定。
株価の現在値からどの程度の値幅で推移することが考えられるのか、を見ていきましょう。

株価の現在値(112.77ドル)で1株購入した場合を想定します。

得する確率 vs 損する確率

まず、経過日数と含み益・含み損の確率を見ていきましょう。
1年後には95%の確率で含み益が出ているとの結果です。

今後の株価の確率分布

1年後の株価

およそ70%の確率で、19,408円~24,277円の間に(青線で挟まれた区間)。
また、およそ95%の確率で、16,974円~26,711円の間になるという結果でした。(黄線で挟まれた区間)

最後に下落のリスクについても見ておきましょう。
1000分の1の確率では、14,540円以下になるとの結果。

この結果はあくまで参考にすぎませんが、手掛かりの乏しい投資の世界では、大きな拠り所になる数字です。

『株価の変化率のヒストグラム』と『正規分布のグラフ』

今回、株価の日次変化率が正規分布に従うと仮定しました。
仮定がある程度妥当かどうか、変化率のヒストグラムを作成し点検しておきましょう。

ここでは細かな検証はせず、ざっとヒストグラムの形状を確認して、先に進めます。

検証|2024年の株価

2023年の株価データを用いて、2024年の株価推移を推計した結果と2024年の実績を重ねています。
青い線で挟まれた領域が、約70%の確率で株価が存在するという結果となっていた区間です。

振り返ると、2024年の株価は、2023年の変化率を踏まえた平均的な水準をほとんどの期間で上回って推移してきました。
ただ、ドル建て株価の下落と円高を同時に受けた場合の変動は大きく、夏場には年前半の上昇の半分ををかき消す程度の大きな下落に見舞われています。
この下落も年後半ですべて値を戻す展開に。

昨年と比べると、大きな下落はあれど、変動幅も小さく、概ね良好なパフォーマンスで上昇基調を維持してきたことがわかります。

出所)Investing.comのデータを基に著者作成。2023年1月3日から2023年12月29日の日次終値が対象。

参考・関連

参考データ

Investing.com|https://jp.investing.com/

以上の結果、いかがでしたでしょうか?
使えそうなところがあれば、是非参考にしてみてください!

来年のみなさんの投資成果に少しでも貢献できればうれしいです。

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