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- 米国市場動向|
- 米国テック株、急落。エヌビディアなどの半導体銘柄が軒並み20%近い大幅下落。
要因は中国企業DeepSeekの高性能AI。AIバブル崩壊か。
去年12月、DeepSeekは大規模言語モデルV3と対話型AIアプリを発表。
米競合と比べ、コスト・開発期間を大幅に削減し旧型の半導体でオープンAIやメタ製品を上回る性能で、最新のR1モデルもオープンAIの最新モデルの性能に匹敵。
AIの電力需要への影響も懸念も。
多くの中国製AIはオープンソースで提供されていることも米国AIには脅威。 - トランプ政権、コロンビアへの関税25%・政府関係者ビザ取り消し撤回へ。移民送還合意で。
- 米国テック株、急落。エヌビディアなどの半導体銘柄が軒並み20%近い大幅下落。
市場・政策分析|
- 米国市場分析|
- DeepSeekのAIモデル開発費用は600万ドル以下でメタの10分の1。半導体の輸入に制限がある中で、高性能AIを開発か。一方、競争相手出現で投資促進という見方も。効率が良くなると結果的に全体の消費量が増える可能性も(ジェボンズのパラドックス)。さらにAI利用が増え、半導体需要が更に高まるという楽観的な見方も。DeepSeekのAIは、AI開発を支配するものではない。音声や画像などの複数の情報の処理はできず、複雑な処理は米国優位継続か。中国は最新半導体輸入で制限あり、更なる高度AI開発に向け障壁。(岡三証券NY荻原裕司氏 in テレ東モーサテ)
- 中国市場分析|
- GDP成長率は24年通年で5.0%。中国経済2つの足かせ。中国、経済最優先から政治偏重へ。米国の対中政策、封じ込めへ。(AIS CAPITAL 硝敏捷氏 in テレ東モーサテ)
数字で見るDeepSeekショック(1日目)
- 米国個別関連銘柄
- ブロードコム:17.39%↓
- エヌビディア:16.85%↓
- マイクロンテクノロジー:11.66%↓
- アーム:10.24%↓
- アドバンスドマイクロデバイセズ:6.37%↓
- アルファベット(クラスA):4.19%↓
- メタ・プラットフォームズ:1.91%↑
- ナスダック系米国ETF
- QQQ:2.92%↓
- JEPQ:2.08%↓